竹田晋浩院長の2020年からの軌跡

医療法人社団 康幸会 かわぐち心臓呼吸器病院 院長 竹田晋浩が、川口市より特別表彰を授与されました。

2022年11月10日に開催された埼玉県川口市の今年度の市表彰式典で、かわぐち心臓呼吸器病院 院長 竹田晋浩が特別表彰を授与されました。
新型コロナウイルス感染症患者に対する人工心肺装置「ECMO(エクモ)」による治療の功績が評価され、医療従事者として初めての表彰者となりました。

医療法人社団 康幸会 かわぐち心臓呼吸器病院 院長 竹田晋浩が、カロリンスカ医科大学より名誉博士号を授与されました。

カロリンスカ医科大学は、竹田晋浩教授に名誉博士号を授与することを決定しました。正式な授与式は、4月29日にノーベル賞授与式と同じ会場であるストックホルム市庁舎で行われる予定です。

受賞理由

竹田晋浩教授は、過去20年間、急性呼吸器疾患患者に対するECMO(体外式膜型人工肺、体外で心臓と肺に酸素を供給する治療法)による先進的な救命の為の人工呼吸法の開発と実用化に向け、世界トップレベルの学術・臨床協力体制を組織的かつ戦略的に構築してきました。

※カロリンスカ医科大学より

写真:カロリンスカ研究所(左:ダニエル王子、中央:スミヤ・スワミナサン博士、右:竹田晋浩院長)

内閣総理大臣賞とは

医療法人社団 康幸会 かわぐち心臓呼吸器病院 院長 竹田晋浩が、日本医療研究開発大賞 内閣総理大臣賞を受賞いたしました。

かわぐち心臓呼吸器病院 院長 竹田晋浩(NPO法人日本ECMOnet 理事長)が、「ECMOの研究開発と実用化および普及」において「第5回日本医療研究開発大賞 内閣総理大臣賞」を受賞しました。

賞名

日本医療研究開発大賞
内閣総理大臣賞「ECMO の研究開発と実用化及び普及」

功績

ECMOについて、医療 現場の人材 支援と全国での治療技術向上のための講習会を行い、新型コロナウイルス感染症重症患者の救命率向上を実現した。

写真:首相官邸ホームページ

内閣総理大臣賞とは

日本医療研究開発大賞は、国内のみならず世界の医療の発展に向けて、医療分野の研究開発の推進に多大な貢献をした事例に関して、功績を称えることにより、国民の関心と理解を深めるとともに、研究者などのインセンティブを高めることを目的として創設された賞です。その中で、「内閣総理大臣賞」は、「極めて顕著な功績があったと認められる事例」に贈られる賞です。

NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」で竹田院長の特集が放送されました。

2021年10月12日(火) 午前00:03 再放送 

「新型コロナ治療、最前線の闘い〜集中治療医・竹田晋浩〜」

7月8日午後2時。新型コロナウイルスと闘う最前線の現場、レッドゾーンと呼ばれる重症患者の集中治療室で撮影を始めた。現場を率いるのは集中治療医・竹田晋浩(61)。コロナ治療の“最後の切り札”と言われる体外式膜型人工肺「エクモ」による治療の第一人者で、日本のエクモ治療の生存率を世界トップレベルに引き上げた立て役者だ。この夏、感染爆発の裏で何が起きていたのか?私たちの命を守るための闘い、40日の記録。

医療法人社団 康幸会 かわぐち心臓呼吸器病院 院長 竹田晋浩が、一般社団法人KODAMA国際教育財団「未来のいしずえ賞」を受賞いたしました。

「未来のいしずえ賞」は、未来に向かって豊かな社会の礎を築くために目標に向け強い意志をもって活動し、人知れず努力を重ね、貢献した方々の功績を讃える国際賞です。

審査委員長に世界的デザイナーのコシノジュンコ氏、審査委員にノーベル医学賞の山中伸弥先生らがおられ、竹田院長が代表を務める「日本COVID-19対策ECMOnet」の活動が大きく社会に貢献していることに対し評価をいただき、山中先生よりご推薦をを受けこの度の受賞に至りました。

竹田晋浩院長とECMOnet

 ECMOnetとは、2020年1月頃から中国の武漢で新型コロナウイルス感染が急激に拡大した時期、「重症患者の救命は人工呼吸器とECMO(体外式膜型人工肺)の治療にかかっている」と洞察し、同年2月に全国のECMO治療に関わる有志により立ち上げた団体です。

ECMOnetに参加している医療従事者の献身的な活動と関係学会の協力により、日本でのCOVID-19重症患者に対するECMOによる治療成績は救命率70%と、世界で最も優れた治療成績を誇っています。