部門紹介

看護部

看護部理念

私たちは、病院に関わる全ての方に最善の看護を提供いたします。思いやりに溢れ、世界に誇れる看護を提供いたします。

看護部基本方針

①心臓・呼吸器の専門病院として 質の高い看護を提供します。
②患者さん一人ひとりの信頼関係を構築し、 個別性を重視した信頼される看護を提供します。
③看護専門職として、自ら研鑽し、 チームと共に成長できる看護師を 育成します。
④看護職員一人ひとりが 病院の一員であることを意識し、 健全な経営に貢献します。

平成27年11月1日川口市の大型ショッピングモールの一角という恵まれた環境に 循環器・呼吸器の専門病院として誕生いたしました。

看護部におきましては、病院全体が一つのチームとして、医師やパラメディカルと協力し、 病院に関わる全ての人が幸せになり笑顔で働いていけるよう努めてまいります。

患者様や家族の心に寄り添い、心臓と呼吸器の専門病院を担う看護師として、 自らの行動に誇りを持って看護を提供できるようにしてまいりたいと思っております。

また、専門職者として「知識と技術」を合わせ持つ医療人に育つことを目標に 日々努力していきたいと思っております。

看護部長 長澤 みよえ

看護部の部門紹介
ICU

『人と人を繋ぐ医療』

3階病棟

『看護の力とチーム医療』

4階病棟

『助け合い認め合い高め合うチームワークを目指して』

オペ・カテ室

『安心と安全の上に立つ質の高い看護の提供を目指して』

外来

『かわぐち心臓呼吸器病院の顔:心遣いと知性の提供を心がけて』

薬剤科

薬剤科では、入院患者さんの調剤業務を主に担当しております。医師が処方した薬が他の薬と一緒に服用して大丈夫か、適正な用法・用量なのかなどを確認し、患者さんが安心・安全にお薬を服用できるように個々に応じた薬の剤型や調剤法を選択し、患者さん(家族等)の指導・処方を行っています。

また、入院調剤以外では薬剤管理指導、医薬品情報業務、医薬品管理業務など医師の手の届かないところに気を配り患者さんに安心してお薬を飲んでいただけるように、手元に届くようにするのが仕事です。
患者さんに寄り添い納得のいくお薬を患者様が飲んで頂けるよう毎日頑張っています。

薬剤科 科長 笠原

入院調剤

医師がオーダーした処方せんに基づいて、薬剤師が薬を調合する業務です。
医師が電子カルテに入力した処方について、薬剤師が薬の種類や量、飲み方、飲み合わせ等を確認し、医師の指示のもと調剤を行います。その後、患者さんの手に渡ります。

薬剤管理指導業務

薬剤師が患者さんのもとへ伺い、薬の用法・用量・副作用情報などを分かりやすく説明し、治療に関する目的なども理解していただくよう活動しています。

薬に対する不安や疑問をなくし、患者さんに安心して薬を服用していただけるよう努めています。

医薬品情報業務(DI業務)

当院において採用されている全ての医薬品に関する情報はもとより、採用されていない医薬品についても情報を収集・整理し、医師・看護師・患者さんに情報提供を行っています。

医薬品の安全性や有効性に関する情報を、病院全体で把握することにより患者さんの治療がより良いものになるように行っております。

医薬品保管・管理業務

病院には調剤用、処置用、消毒用、検査診断用といった様々な薬があります。
薬剤部ではこれらの薬の品質管理、在庫管理を一元的に行い、品質の確保・有効期限のチェック・保管管理の適正化に努めています。

リハビリテーション科

当院では、循環器と呼吸器に特化し、発症直後の急性期から積極的にリハビリテーションを行っています。

医師・看護師・コメディカルスタッフがチーム一丸となって患者様ひとりひとりに最適なリハビリテーションプログラムを考え、社会復帰・在宅復帰・QOL(生活の質)の向上を支援します。
リハビリテーション科には理学療法士と言語聴覚士が所属しており、理学療法士は心大血管リハビリテーションと呼吸器リハビリテーションを、言語聴覚士は摂食機能療法を行っています。

心臓や呼吸の病気と聞くと、誰もが不安を感じると思います。
私たちリハビリテーションスタッフは、患者さんのお話に耳を傾け、少しでも不安を和らげられるよう、患者さんの心に寄り添う医療を心がけています。

また、科内で勉強会を行ったり、学会や研修会に積極的に参加して、質の高い医療の提供を目指しています。

リハビリテーション科 副科長 菊池 綾

設置機器
  • 心臓リハビリテーションシステム
  • 自転車エルゴメーター
    『心電図を確認しながら運動を行える、運動機器とモニタリングが連動したシステムです。』
  • 運動負荷試験装置
    『心肺運動負荷試験(CPX)と運動負荷心電図検査に必要な機器を設置しています。
    CPXとは、段階的に運動負荷を増加させながら、心電図、血圧、呼気の酸素・二酸化炭素濃度を測定することにより、持久力や最大運動能力を判定する検査です。』

臨床工学科

臨床工学技士とは『生命維持管理装置の操作及び保守点検』を行う、医療機器の専門職です。

『生命維持管理装置』とは呼吸(肺)、循環(心臓)、代謝(腎臓、肝臓)の代わり(もしくは補助)をする、いのちを繋ぐ機械のことです。
当院では当直・オンコール体制により、24時間フルタイムで救急疾患に対応しています。

臨床工学科には、これまで集中治療、人工心肺、心臓カテーテル、不整脈の各分野で専門的に活躍してきたスタッフが集結しています。
たくさんの医療機器につながれた状態の患者さまやそのご家族は不安でいっぱいです。
医療機器のスペシャリストとして、また、チーム医療の一員として他職種と連携し、安全で確かな技術の提供と患者さまの気持ちに寄り添える治療を目指します。

臨床工学科 副科長 浅見 昌志

設置機器
  • 補助循環装置(コスモテック/Rota Flow)
  • 人工心肺装置(ソーリン/S5)
  • 心筋保護装置(コスモテック/MPS2)
  • テンポラリーペースメーカ(オスピカ/PACE101H)
  • 血液浄化装置(旭化成メディカル/ACH-Σ)
  • 人工呼吸器(フクダ電子/Servo-U)

放射線科

当院の放射線科は呼吸器疾患および心臓疾患に特化した検査を随時対応しています。
特に冠動脈CT撮影や大動脈系造影CT撮影は予約検査でも行っていますが、迅速な対応が求められるケースも多く随時当日検査も行っています。

冠動脈CT 700件/年(平成28年度実績)
血管撮影室では循環器医師と共にカテーテルスタッフとして365日24時間体制で心臓カテーテルおよびPCIに対応しています。
地域のニーズに応え最善の医療の提供を目指しています。
心臓カテーテル 冠動脈インターベンション413件/年(平成28年度実績)

私たちは検査について十分な説明を行い理解いただき、安心して検査を受けられるように心がけています。

また日頃より明るく活気のある楽しい職場環境を目指しています。
当院において24時間365日迅速で高水準の医療の提供が求められます。
求められるスキルと診療科からのニーズに応える人材育成に力を入れています。
心臓カテーテル教育のための当院独自のシラバスに基づく研修プロフラムを作成し他施設からの見学や研修も行っています。
見学および研修等にご興味のある施設の方はご相談ください。

放射線科 科長 圓川 勉

設置機器
  • CT装置
    (フィリップス社製 MDCT 64ch Ingenuity Core)
  • 血管撮影室
    (フィリップス社製 Allura Xper FD10/10)『心電図を確認しながら運動を行える、運動機器とモニタリングが連動したシステムです。』
  • Hybrid手術室
    (フィリップス社製 Allura Xper FD20 Hybridシステム)
  • 島津メディカル RAD speed Pro
  • 島津メディカル MobileArt Evolution

栄養科

入院時に全ての患者様の栄養状態を評価し、栄養管理の必要性があると判断された患者様には栄養管理計画書を作成します。
褥瘡(床ずれ)がある、食欲不振等で十分な栄養摂取ができないといった栄養改善が必要な患様には、多職種と連携してより効果的な治療に努めます。

栄養科では、食事を治療の一環としてとらえ、以下を目標に業務を行っております。

  1. 「患者様の心身を支え、治療を支える食事」を提供すること。
  2. 栄養指導や病院食を通して適切な栄養情報を提示し、患者様の生活改善を支えること。
  3. 栄養管理のキーパーソンであるという自覚を持ち、日々新しい情報をとりいれながら、 病院全体の栄養管理力の向上に邁進すること。

栄養科 斎藤 彩

入院中のお食事について

主治医の指示のもと、患者様のお身体の状態に合わせたお食事を提供いたします。
例)心臓病食、糖尿病食、腎臓病食など。
きざみ・ミキサー食やとろみ食など摂食嚥下力の低下にも対応いたします。

    <心臓病食の一例>
  • ◎栗入りお赤飯
  • ◎鶏肉の竜田揚げ
  • ◎ほうれん草の胡麻和え添え
  • ◎茄子の味噌炒め
  • ◎しらすおろし
  • ◎オレンジ
  • 640kcal 塩分1.9g

当院では心臓病食などの塩分制限食を召し上がる患者様が多いため、特に「薄味でも美味しい」と感じていただけるような工夫に力を入れております。そのひとつが“だし”です。毎朝、天然のカツオ節や昆布からだしをとり、積極的に献立にとりいれております。

お楽しみ献立

通常メニューの他、患者様に楽しんでいただけるよう、季節や行事などに合わせて月1~2回のお楽しみ献立の提供も行っております。(ひなまつり・七夕・秋の献立)

栄養指導について

当院に通院されている外来患者様と入院患者様を対象に、個別栄養相談を実施しております。

臨床検査科

かわぐち心臓呼吸器病院の技師は研修会・勉強会等への積極的な参加を通して技術・知識の研鑽を積むとともに、各種医療関係の認定資格を取得してスキルアップを図り、臨床検査技師としての機能を発揮し患者様に安心して医療を受けてもらえるように努力しています。

これからも検査科一同、おもいやりの心を忘れず、地域の患者様に愛され続ける様、凛然とした態度で医療・検査を極めていきたいと思っております。

臨床検査科 科長 小坂

設置機器
  • エコー フィリップス affinity 70×2台
  • エコー フィリップス affinity CX50×2台
  • 心電計 フクダ FCP-8800×2台
  • ホルター機器 フクダ FM980×6台
  • ホルター解析装置フクダ SCM 8000
  • 簡易型 睡眠時無呼吸検査機器 フクダ LS-120S×3台
  • 精密型 睡眠時無呼吸検査機器 フクダ SOMNOscreen
  • 呼吸機能検査装置 フクダ SP-7700 COPD

事務部

事務部は、病院の管理部門として総務課、地域連携室、医事課で組織されております。

患者様の応対や診療のサポート、行政への届出や調整、診療報酬の請求、建物管理、他医療機関との連携など、病院の多種多様な業務に関係しております。
各部門が機能し最善最適な医療を提供するために、事務部門の果たす役割の重要性を十分認識し、病院の管理・運営に尽力します。

私たちの役割は多岐にわたっております。例を取れば患者さんの送迎から行政への届け出までとにかく幅広いです。
医療は刻々と変化をしていきます、2年ごとに訪れる診療報酬改定など国の方向性に合わせた経営が必要になり、幅広い知識と対応力が必要不可欠になります。

理想とする病院に向けていまスタッフ一同、同じ方向に向かって走っています。 もっとよい病院にしたい、もっと患者様のためになる病院に変えていきたい、という気持ちがあふれています。
それを裏方としていつまでも支えていけたらいいですね。

事務部長 高橋

事務部の主な業務
  • 外来患者さんの初診・再来受付対応
  • 入退院患者さんの手続き対応
  • 医療費の請求
  • 診療報酬の請求
  • 診断書等の証明書発行
  • 各種統計書類の作成
  • 未収医療費の整理・催促

地域連携室

地域連携室では医療連携業務の他にも地域への情報発信・病気についての啓蒙活動も行っております。
地域公民館でのいきいき医療講座やショッピングモールでの医療健康フェアまた救急隊との症例検討会や市内への定例研究会などさまざまな取組みにも力をいれております。

医療連携では、近隣医療機関との連携を行い診察をはじめ、検査・入院など、ご紹介いただきました患者さんが安心して診察や検査を受けいただけるように病診連携・病々連携を行っております。
また、患者さんに安心してご自宅の生活に戻っていただくことが出来るように取組んでおります。

外来(入院)~退院まで、患者さんに寄り添った支援・安心感を与えられる対応ができる様、さまざまなご要望にお応えできる様に努めています。

医療連携部の主な業務
  • 地域に根付いた開業医・医療機関と当院が繋がりを持ち、急性期の患者様の受入れを行っております。
  • 相談員が入退院についての相談をお伺いし、入退院のコーディネートを行っております。
  • 相談員が退院後の様々な相談にお答えいたします。
  • 診療情報提供書、検査資料の送付依頼の対応や、パンフレット等の郵送受付を行っております。
  • 地域医療連携実績の把握を行い、患者様へより良い医療をご提案できるよう業務を行っております。
  • 医療連携実務者会議への参加し、最新の地域医療情報の交換を行っております。